すきま風

勉強したことのメモとか

雑記

高い技術力を持つ同僚エンジニアが次々と会社を去っていくこととなり、コロナ禍における不景気の中でも実力がある人間には全く関係なく次の職場が決まるものなのだなあとひたすら尊敬している。しかも、みんながみんな異口同音に、別のことにチャレンジしたいからと言う理由で転職するらしい。何かをやりたいから、という動機で環境を変えていくのは本当にすごいと思う。前にも書いた気がするけど、自分が転職する動機はいつだって「何かをやりたくない」だったから。人生に対する前向きさ加減が実力の向上に拍車をかけているのだろうか。モチベーションの高さが能力差に直結するとしたら、自分には社会に対して勝ちの目がない。

能力の高い人間が多くのプロジェクトに関わり会社を回すのはどこでもまあ同じなんじゃないかと思う。で、上述の有能社員たちが次々と去っていった結果として、彼らが抱えていた業務が「他に人がいないから(^^;)」という理由で自分のようなロートル不良債権駄目社員にも襲いかかってきていて、その中には自分が数年前に心を病む原因となったプロジェクトが含まれていたりして戦慄している昨今である。はっきりいって関わりたくないのであるが、社内に人がいないという事実は自分もよく知悉しているため「あ、わかりましたっつ^^」なんていって引き受けたりしているわけで、今から半年後に心が壊れていないことを祈るばかりなのである。

今はそのプロジェクトの、ベンダーが過去に用意していたエクセル方眼紙を読んだり、俗にレガシーコードとか技術的負債とかよばれるクソコードを読んだりしているわけで、結局何かを中途半端に勉強したりしても、実務でやることといえばクソコードを読み解くことなんだよな、と絶望したりしている。絶望しながら monthry_dataとかいう月別の何かを管理していると思われるテーブルの中身を見たり、Boolean isOk // Ngのときにtrueになる みたいなコードを読んだり、黒魔術のように長いSQLを解読したり (何らかの怨念が込められているのかもしれない)、ignore_point_table というテーブルがポイント倍率の管理に使われていたりするのを知りため息をつく、そんな仕事をこなしている。今年は暑いですね